イケダアクトの家は適切な地盤改良

地盤セカンドオピニオン® 地盤改良調査データを公平な立場で高度解析します。

地盤セカンドオピニオン®とは…

地盤調査データを第三者がチェックし、過剰な改良工事を行わないためのサービスです。

セカンドオピニオンとは、「より良い決定をするために、もう一人の人から聴取する意見(大辞泉)」という意味です。
地盤業界においては、地盤調査会社が行った調査データを第三者がチェックするという仕組みがありませんでした。
そのため、ほとんどの場合、地盤調査会社の調査結果だけに基づいて地盤改良工事が行われています。
地盤調査会社のデータに問題があるわけではありませんが、地盤調査会社が地盤改良工事会社を兼ねていたり、
地盤改良工事会社の関連会社であった場合には、安全度をかなり考慮した解析結果と高額な改良工事がセットに
なっている場合がないとは言えません。そんな地盤業界の悪習を打ち破るため、地盤改良工事を受注しない地盤解析専門会社の
地盤ネットが公平な第三者の立場から地盤調査データを解析するサービスが「地盤セカンドオピニオン®」です。

従来の地盤調査とこれからの地盤調査(地盤セカンドオピニオン®)

改良工事をしなくて大丈夫?

住宅の地盤調査に一般的に用いられるスウェーデン式サウンディング試験は半自動の調査方法であり、精密な調査データを採取することができないことから、調査データの解析基準はいまだ確立されておらず、地盤調査会社では断定的な判断ができないのが現状です。改良工事の要不要の判断は難易度の高い技術力を要するものなのです。そのため、地盤調査会社が安全度を高くするために、過剰な改良工事になることが多くあります。

膨大なデータ分析から生まれた現実的な解析基準

実際に起きた沈下物件のデータ分析はもちろん、沈下しなかった40万件以上の膨大なデータ分析から現実的な解析基準を構築し、対象建物引渡し日より10年間・最大5,000万円の「地盤品質証明書」を発行できる等級を設定しました。
これにより過剰な改良工事を防ぐことが可能になります。

※地盤セカンドオピニオンによって、全ての土地の改良工事が不要になるわけではありません。当然、解析結果によっては改良工事が「必要」と判定される場合があります。これまでの実績では、約30%が必要と判定されています。

地盤改良工事の必要性グラフ

等級・品質証明書

膨大なデータ分析から高度な解析基準を構築し、地盤に3つの等級基準を設定しています。等級は、数字が大きいほど地盤対策の安全度を高く設定していますが、高い等級を選択する事が、お客様への最適な基礎仕様提案になるとは限りません。等級基準の内容を充分に吟味し、予算や建物仕様とのバランスを考慮して適切な基礎仕様選択の判断をしてください。地盤の強度性能を示す長期許容地耐力は、荷重を支えうる地盤の力(支持力)と地盤の沈下の2つの地盤性能から決まります。

地盤解析報告書

上記の等級判定の計算根拠となる「地盤の長期許容支持力」と「SWS試験結果による自沈層の検討」を、地盤判定を行った物件に「地盤解析報告書」として発行しています。

地盤品質証明書と地盤解析報告書